【浪速風】熱血首相が必要 - 産経ニュース

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浪速風

熱血首相が必要

胴上げされる阪神・星野仙一監督 =2003年9月15日、甲子園球場
胴上げされる阪神・星野仙一監督 =2003年9月15日、甲子園球場

プロ野球の野村克也監督は、無視・賞賛・非難という評価術でチームを指揮した。評価されるところまでは自分で来い、といういわば大人扱いでヤクルトは古田敦也選手らが育ち、4度のリーグ優勝を果たした。が、阪神では野村流に新庄剛志選手らが応えず、3年連続最下位に沈んだ

▼菅義偉首相は、コロナ対策でお願いベースを貫いた。不要不急の外出自粛も飲食店の営業や酒提供の自粛も病院のコロナ病床の増床も。結果、人流は減らず、酒の提供店は増え続け、増床も遅々としか進まない。強制力を伴う法改正を、という意見が出始め、菅流は否定されたに等しい

▼野村監督は阪神を去る際、「この球団には星野仙一のような監督がふさわしい」と言い残した。後を継いだ星野監督は2年後、非情なまでの選手の入れ替えと、鉄拳も辞さない熱血指導で阪神を優勝に導いた。たかが野球と言うなかれ。大人扱いに値しない国民には熱血首相が必要ではないか。