コロナ禍で総裁選の遊説見送り オンライン討論初実施 - 産経ニュース

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コロナ禍で総裁選の遊説見送り オンライン討論初実施

東京・永田町の自民党本部
東京・永田町の自民党本部

自民党の総裁選挙管理委員会(委員長・野田毅元自治相)は7日、総裁選(17日告示、29日投開票)で行う演説会の日程を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、候補者がそろって全国を回る地方遊説は見送る。替わりに、候補者と国民が直接対話するオンライン形式の政策討論会を初めて実施する。

政策討論会は「国民の声に応える政策討論会」と銘打ち、23~26日の4日間にわたり開催する。それぞれの日にコロナ対策、外交や安全保障、防災・減災、憲法改正といったテーマを決め、抽選で選ばれた質問者と候補者がオンラインで質疑応答を行う。17日から党の特設サイトを通じ質問を募集する予定だ。

総裁選管の新藤義孝元総務相は政策討論会について「国民の声を広く聞いて、総裁候補の思いを全国に発信する場をつくるのは極めて重要だ」と記者団に強調。「お子さんでも学生でも、どんな方でも自民党のあり方や、どのような形で党を引っ張っていこうとするのか、直接意見交換してもらいたい」と語った。

このほか、候補者の第一声となる所見発表演説会を17日に開催。新型コロナを考慮して、出席者を党執行部や候補者の応援議員(各20人)に限定し、インターネットでライブ中継する。20日には党青年局・女性局主催の討論会を予定しており、オンラインで党員と質疑応答を行う。投開票は東京都内のホテルで行われる。

今回の総裁選は、国会議員と都道府県連の投票による簡略型だった昨年9月と異なり、党員・党友と国会議員の各383票、計766票を争う「フルスペック」で実施。3人以上が立候補した場合、1回目の投票で過半数の候補者がいなければ、得票数1位と2位の間で決選投票を行う。