アフガンで反パキスタンデモ タリバン威嚇発砲 - 産経ニュース

メインコンテンツ

アフガンで反パキスタンデモ タリバン威嚇発砲

7日、アフガニスタン・カブールで、国旗を振りながら反パキスタンのデモに参加した女性ら(AP)
7日、アフガニスタン・カブールで、国旗を振りながら反パキスタンのデモに参加した女性ら(AP)

【シンガポール=森浩】イスラム原理主義勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタンの首都カブールで7日、タリバンを支援しているとされるパキスタンに反発する大規模デモが行われた。ロイター通信によると、男女数百人が参加したもようだ。国内の反タリバン感情がパキスタンへの反発に発展している実態が浮き彫りとなった。

デモ隊は「独立した政府を求める」などと叫び、パキスタン大使館前などを行進した。タリバン戦闘員は威嚇発砲でデモを解散させたほか、地元メディアの取材も妨害したもようだ。

パキスタンは宿敵インドと対峙(たいじ)する上で、後背地のアフガンを親パキスタン政権にしたい思惑があり、タリバンと親密な関係を維持してきたとされる。タリバンが6日に制圧を主張した北東部パンジシール州をめぐっても、アフガン国内ではパキスタンがタリバンの攻勢を支援したとの噂が広がった。

タリバンは近く新政権を発表する予定だが、内部対立で調整が難航しているもようだ。タリバン系メディアによると、政権樹立式典にはパキスタンのほか、中国やロシア、トルコなどが招待されているという。