山手線、省エネ運転で節電 JR東、最高速度抑え10% - 産経ニュース

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山手線、省エネ運転で節電 JR東、最高速度抑え10%

大崎駅に入線した山手線E235系(鈴木健児撮影)
大崎駅に入線した山手線E235系(鈴木健児撮影)

JR東日本は7日、山手線で最高速度を抑え、惰性で走る時間を長くする「省エネ運転」を試した結果、従来より約10%節電できたと発表した。ブレーキをかけて止まるまでの時間は短くなるため、駅間の所要時間や駅での停車時間は変わらない。今後、山手線の全運転士に習得させ、他の路線への拡大や将来の自動運転への活用を目指す。

JR東によると、同社が消費するエネルギーのうち約8割を電車が占めており、省エネ運転は長年の課題だった。

山手線を走る「E235系」は走行中の速度や消費電力量の変化などを記録することができ、得られたデータを基に最適な加減速のタイミングを一昨年から研究。昨年8月から、プロジェクトチームの運転士が時刻表を守りつつ省エネと両立する運転を試行してきた。山手線の全運転士が実施した場合、年間約500万キロワット時の節電が見込める。