DeNAの宮国、古巣相手に初白星 - 産経ニュース

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DeNAの宮国、古巣相手に初白星

【プロ野球DeNA対巨人】スタンド席からの拍手に笑顔を見せるDeNA・宮国椋丞=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)
【プロ野球DeNA対巨人】スタンド席からの拍手に笑顔を見せるDeNA・宮国椋丞=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)

7日に行われたプロ野球のDeNA-巨人は8-2でDeNAが勝った。

DeNAの宮国は古巣相手に持てる力全てをぶつけた。巨人打線を相手に5回を7安打2失点に抑え、移籍後初登板で4年ぶりの白星。「多くの人に支えられてきた。感謝の気持ちを持って投げた」。ウイニングボールを握る手に力がこもった。

昨季終了後に10年間所属した巨人を戦力外に。12球団合同トライアウトでも所属先が決まらず、自主トレを続けた。3月にDeNAとの育成契約にこぎつけると、先月30日に支配下選手登録を勝ち取り、ようやくたどり着いたマウンドだった。

初回に2点を先制されたが、粘った。「2軍で取り組んできたことを出せたらいい」と、変化球を左右に投げ分け、相手打線を抑えた。五回2死一、二塁のピンチで吉川を内角低めのスライダーで左飛に打ち取るとグローブを右手でたたき、喜んだ。

気持ちを高ぶらせるに十分な舞台が整っていた。古巣の先発は菅野。自主トレなどで投手のあり方を教わった師匠だった。その菅野に投げ勝ち、「投げ合うこと自体、想像もできなかった」と喜んだ。

「(世話になった人たちに)少しでも恩返しができるように1勝でも多く挙げたい」と宮国。29歳になった右腕は投げる喜びをかみしめながら、腕をふるっていく。(五十嵐一)