大阪3カ所目のコロナ専門病院 10月から運用開始 - 産経ニュース

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大阪3カ所目のコロナ専門病院 10月から運用開始

記者団の取材に答える大阪市の松井一郎市長=7日午後、市役所(矢田幸己撮影)
記者団の取材に答える大阪市の松井一郎市長=7日午後、市役所(矢田幸己撮影)

大阪市の松井一郎市長は7日、新たに民間病院「阪和住吉総合病院」(同市住吉区)を新型コロナウイルス感染者の専門病院として運用すると発表した。大阪府内のコロナ専門病院は3カ所目。主に中等症患者向けの55床を整備し、10月1日から運用を開始する。

松井氏によると、重症化防止に効果がある「抗体カクテル療法」を実施し、今後の増床も検討する。運用は来年9月末までの1年間。他の病気などで入院していた患者の転院はすでに終えており、設備改修などの準備が整えば、運用開始時期を前倒しすることも想定しているという。

同病院は医療法人「錦秀(きんしゅう)会」が運営し、系列の阪和第二病院(同区、40床)でも軽症・中等症患者の受け入れ実績がある。同法人は、住吉総合では外来診療の患者もこれまで通り受け入れるとしている。

松井氏は市役所で記者団に「日本の医療資源は民間病院が多くを担っている。経営上のリスクもあるが、民間に手を挙げてもらうのは非常に有効だ」と強調。吉村洋文知事は府庁で「心強い。府民と市民を守る専門病院として、しっかり協力してコロナ対応にあたっていきたい」と述べた。

府内のコロナ専門病院は現在、中等症専門の市立十三市民病院(同市淀川区、90床)と阪和第二が稼働している。