埼玉・戸田の民間病院がコロナ専門に 全国最大規模 - 産経ニュース

メインコンテンツ

埼玉・戸田の民間病院がコロナ専門に 全国最大規模

公平病院が3月に運用を始めた新型コロナウイルス患者の専門病棟=2月、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)
公平病院が3月に運用を始めた新型コロナウイルス患者の専門病棟=2月、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)

埼玉県戸田市の公平(こうだいら)病院が新型コロナウイルス患者向けの専門病院に移行した。感染拡大を受けた数カ月間の時限的措置で、中等症患者向けを中心に計68の病床を確保した。同病院によると、民間のコロナ患者専門病院としては全国で最大規模という。

同病院は今年3月、プレハブ平屋のコロナ患者専門病棟(22床)を開設した。その後、4月以降も院内の病床(44床)の一部をコロナ患者向けに振り分けてきた。

しかし、感染状況の悪化により満床の状態が続き、今後も入院が必要な患者が増えると見込まれることから、専門病院への移行を決めた。

8月末から院内の残りの病床に加え2床を新設して運用を始めた。それぞれの病床には酸素投与設備を設置し、患者には飲み物やタオルなども提供する。

感染の可能性がある場所とそれ以外を分ける「ゾーニング」を徹底し、外来の一般診療は継続する。

病院の担当者は県内の医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることを念頭に「これまでコロナ患者を受け入れてきた経験を生かし、専門病院に移行することで地域医療に貢献したい」と話している。(中村智隆)