気温上昇抑制へ早急行動を 220超の医学誌が要請 - 産経ニュース

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気温上昇抑制へ早急行動を 220超の医学誌が要請

英医学誌ランセットなど220を超える医学や公衆衛生に関する専門誌が6日、産業革命前からの世界の平均気温の上昇幅を1・5度に抑え、人々の健康を守るよう早急に行動を取ることを世界の指導者に求める論説記事を連名で発表した。

9月の国連総会や10月末から始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に「全ての国に対策強化を促す正念場だ」と強調。気候変動問題への対応や生物多様性の保全を進めるよう訴えた。

論説記事によると、世界の平均気温の上昇や環境破壊によって、感染症の増加や作物の収穫量減少といった悪影響が既に発生。この状態が続けば、紛争や人獣共通感染症が増え、新型コロナウイルス感染拡大のように、全ての国や地域に深刻な影響を及ぼすと警告した。

現在、各国や企業が掲げる温室効果ガス排出削減の取り組みは「十分ではない」とし、高所得国がさらに削減を進め、低所得国への資金支援を増やすよう要請した。