【紀伊半島豪雨10年】和歌山知事、4被災地で献花 - 産経ニュース

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紀伊半島豪雨10年

和歌山知事、4被災地で献花

復興記念碑に献花した後、手を合わせる仁坂吉伸知事(左)と真砂充敏市長=和歌山県田辺市伏菟野地区
復興記念碑に献花した後、手を合わせる仁坂吉伸知事(左)と真砂充敏市長=和歌山県田辺市伏菟野地区

和歌山県内で61人が死亡・行方不明となった紀伊半島豪雨から10年となり、仁坂吉伸知事は5日、県内の被災地4カ所の慰霊碑や復興記念碑で献花し、犠牲者を悼んだ。

訪れたのは、那智勝浦町の「紀伊半島大水害記念公園」と新宮市の道の駅「瀞峡(どろきょう)街道熊野川」、田辺市の熊野(いや)地区、伏菟野(ふどの)地区。地元の首長も同席した。

最後に立ち寄った伏菟野地区では、10年前の豪雨で地盤ごと崩れる深層崩壊が発生し、5人が死亡した。仁坂知事と真砂充敏市長が復興記念碑に花を手向け、静かに手を合わせた。

仁坂知事は献花後、「災害は復旧・復興でなおるものもあるが、絶対になおらないのは人の命。(61人の死者・行方不明者は)痛恨の極み」と話した。

真砂市長は「災害直後の様子が目に焼き付いて離れない。それを教訓に災害対応をしていく決意を新たにした」と語った。

元伏菟野区長の谷口順一さん(72)は「(10年前の出来事は)忘れようがなく頭から離れないが、ようやく元に戻りつつある」と復興に手ごたえを感じていた。