宮城県、抗体カクテル専用施設の運用開始 - 産経ニュース

メインコンテンツ

宮城県、抗体カクテル専用施設の運用開始

宮城県の村井嘉浩知事
宮城県の村井嘉浩知事

宮城県は6日、新型コロナウイルスに感染した軽症者などを対象に、2種類の医薬品を同時に投与して重症化を防ぐとされる抗体カクテル療法を専門に行う「抗体カクテル療法センター」の運用を開始した。センターは1日当たり最大16人の治療が可能で、医療供給体制の負担軽減も期待される。

運用に先立ち、この日午前に報道陣に公開されたセンターは、仙台市宮城野区の宿泊療養施設となっているホテル内に設置された。センターには医師や看護師らが常駐。発症後7日以内や重症化リスクのある人、酸素投与が不要な患者らを対象に、本人に了承を得た上で治療を行うという。運営などは東北大病院が全面的に支援する。

県によると、当日に入院が可能な「受け入れ可能病床」の使用率は、重症者で72・2%(6日午後3時時点)と新型コロナの感染拡大に伴って逼迫(ひっぱく)した状態が続いている。石岡千加史センター長(東北大病院副病院長)は、「重症化をいかに防ぐかが課題となる中、抗体カクテル療法センターが一定の役割を果たすことを期待している」と述べた。

また、6日の定例会見で村井嘉浩知事は「患者の重症化を抑制し、医療の負担軽減につながる」とセンター設置の意義を強調した。