金箔牛丼4500円 コロナ禍の中、ホテルが積極企画 - 産経ニュース

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金箔牛丼4500円 コロナ禍の中、ホテルが積極企画

金箔をぜいたくに使った「天下の牛丼」 (ホテルグランヴィア大阪)
金箔をぜいたくに使った「天下の牛丼」 (ホテルグランヴィア大阪)

大阪市北区のホテルグランヴィア大阪が、「大阪」をテーマにした魅力づくりに力を入れている。大阪産食材を使ったメニューの充実のほか、新型コロナウイルス禍のニーズを踏まえた企業とのコラボ企画を続々と打ち出している。同ホテルは「厳しい時代だが、大阪を地元から盛り上げたい」と意欲を燃やしている。

日本料理店「なにわ食彩しずく」は「大阪産食材を味わう」をテーマに、地元のブランド食材「なにわ黒牛」と「プレミアム泉州たまねぎ」を使用した「天下の牛丼」(4500円)を販売。豊臣秀吉の「金の茶室」をイメージした〝金箔(きんぱく)のぜいたく使い〟も話題を呼ぶ。

現在開催中のグルメフェスタ「OSAKAええもん再発見!」にはホテル内のレストラン8店が参加。地産地消メニューのほか、「大阪を深く知るきっかけになれば」と大阪にちなんだ料理が登場している。

惑星をイメージしたティーラウンジのデザートは「アジアで初めて大阪がプラネタリウムを導入した歴史にちなんでいる」と広報の御影早季さん。「営業時間の短縮などでレストランは苦戦中だけど、みんなで協力して取り組んだことで結束も強まった」と話す。

居酒屋気分が味わえると人気の生ビールサーバー付宿泊プラン(ホテルグランヴィア大阪提供)
居酒屋気分が味わえると人気の生ビールサーバー付宿泊プラン(ホテルグランヴィア大阪提供)

あわせて力を入れているのが、地元企業とのコラボ企画。宿泊稼働率は、7月実績で約70%とビジネス利用を中心に客足は戻りつつある。だが、ホテル周辺の飲食店も緊急事態宣言や時短要請などでゆっくりと飲食できないのが実情だ。

そこで、大阪発祥のアサヒビールと連携し、客室に生ビールサーバーを届ける宿泊プランを販売。今月末までの期間限定だが、1人約700ミリリットルの生ビールと料理のセット(4人1室、1人8250円から)で「居酒屋気分が味わえる」などと好評だという。

また、同系列のホテルヴィスキオ大阪(同)では、江崎グリコの植物性飲料・アーモンドミルクを使った前菜、パスタ、デザートが味わえるランチを10月末まで販売している。

コロナ禍で進むテレワークや在宅勤務の参考にしてもらおうと、高機能チェアが体験できる日中の一時利用プランも計画中という。

御影さんは「大阪をみんなで盛り上げたい。私たちの取り組みを知り、府内のいろいろな企業から声がかかるようになればうれしい」と期待している。