日系4社の中国新車販売、2カ月ぶり全社マイナス - 産経ニュース

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日系4社の中国新車販売、2カ月ぶり全社マイナス

4月に開かれた上海国際モーターショーの日産自動車のブース(三塚聖平撮影)
4月に開かれた上海国際モーターショーの日産自動車のブース(三塚聖平撮影)

【北京=三塚聖平】日系自動車大手4社の中国市場における8月の新車販売台数が6日、出そろった。世界的な半導体不足の影響を受け、ホンダが前年同月比3割減となるなど全社がマイナスだった。4社全てが前年実績を下回るのは2カ月ぶりで、好調が続いてきた日系メーカーの中国販売にブレーキがかかっている。

トヨタ自動車は、11・9%減の14万4800台だった。マイナスは2カ月ぶり。東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大により、半導体を含む部品の調達が滞ったことが生産、販売に響いた。中国各地での感染再拡大による一部販売店の営業停止も販売を下押しした。

ホンダは38・3%減の9万1694台で、4カ月連続のマイナスだった。半導体不足に加え、感染再拡大の影響で湖北省武漢市にある現地合弁の完成車工場が8月前半に当局の感染対策を受けて稼働を停止。それにより車両の供給に支障が出て販売が苦戦した。

日産自動車は10・6%減の11万3166台で、4カ月連続のマイナス。マツダは27・7%減の1万2528台で、5カ月連続のマイナスだった。

コロナ禍からの回復基調が続いてきた日系メーカーの中国販売だが、半導体不足の影響を当面引きずり低迷が続く可能性がある。

中国自動車工業協会によると、中国の7月の新車販売台数は11・9%減で3カ月連続のマイナス。コロナ禍の直撃を受けた前年の反動増が薄らいだことに加え、世界的な半導体不足が響いて2カ月連続で2桁減に落ち込んでいる。