「憎悪は愛でのみやむ」 対日賠償放棄演説から70年で式典 - 産経ニュース

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「憎悪は愛でのみやむ」 対日賠償放棄演説から70年で式典

スリランカのジャヤワルダナ元大統領の演説から70年を祝う式典であいさつするサンジーヴ・グナセーカラ駐日大使=6日、東京都港区(桑村朋撮影)
スリランカのジャヤワルダナ元大統領の演説から70年を祝う式典であいさつするサンジーヴ・グナセーカラ駐日大使=6日、東京都港区(桑村朋撮影)

第二次大戦後、スリランカの故ジャヤワルデネ元大統領が対日賠償請求権の放棄などを訴えたサンフランシスコ講和会議での演説から70年となる6日、在日スリランカ大使館(東京都港区)で記念式典が行われた。出席者らは「演説がなければ今の日本はなかった」として、元大統領に思いをはせた。

元大統領は1951年9月、セイロン(現スリランカ)代表として同会議に出席。日本への厳しい制裁を求める旧ソ連に対し、自国の賠償請求権放棄を表明するとともに、日本の早期の国際社会復帰を訴えた。

演説では「憎悪は憎悪によってやまず、愛によってのみやむ」とのブッダの言葉を引用。米紙に「歴史的な演説」などと大きく取り上げられた。

サンジーブ駐日大使は「両国関係を象徴する演説が世界秩序の2国間関係の手本となることを願う」と話した。(桑村朋)