岸田氏、露出増やし「聞く力」強調 知名度上昇期待 - 産経ニュース

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岸田氏、露出増やし「聞く力」強調 知名度上昇期待

ユーチューブの番組で視聴者の質問に答える岸田前政調会長=5日午後、東京・永田町(永原慎吾撮影)
ユーチューブの番組で視聴者の質問に答える岸田前政調会長=5日午後、東京・永田町(永原慎吾撮影)

自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長は5日、動画配信サイト「ユーチューブ」の番組に出演した。自身の政策や人柄をアピールし、総裁選の勝敗の鍵を握る党員・党友票の底上げにつなげたい狙いがある。

「新型コロナウイルスの影響で、(大学生たちが)人生で最も輝かしい時代を自粛で過ごさなければならない、『本当につらい』という声を随分聞いた」

岸田氏は、大学でオンライン授業が中心となっているという学生の投稿者にこう語りかけ、「コロナと共存できる社会をつくるため、ワクチンの接種証明書の活用で平時の生活を維持していく」と語った。

岸田氏が発信を強めるのは、報道機関の世論調査などが上位の河野太郎ワクチン担当相や石破茂元幹事長が出馬の準備を着々と進めているからだ。テレビやインターネットでの露出を増やし、両氏に後れをとる知名度の向上につなげたい考えがある。

番組では、「私が大事にしているのは『聞く力』だ。国会議員は自分はいくらでも言いたいことを言うが、人の話は30秒も聞けないという人もいる。私は聞く力を大事にしたい」と持ち味をアピールした。

投稿者からは「バナナはおやつに含まれるか」というユニークな質問もあったが、「含まれない。なぜならば昭和30年半ばまでは輸入規制がかかり、大変な高級品だった」ときまじめに答える場面もあった。