今平、逆転で今季初V 40ホール連続ボギーなし フジサンケイクラシック - 産経ニュース

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今平、逆転で今季初V 40ホール連続ボギーなし フジサンケイクラシック

【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」】〈最終日〉18H、パーパットを沈め、優勝した今平周吾=富士桜CC(甘利慈撮影)
【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」】〈最終日〉18H、パーパットを沈め、優勝した今平周吾=富士桜CC(甘利慈撮影)

男子ゴルフの第49回フジサンケイクラシック(産経新聞、フジテレビなど主催)は5日、山梨県富士河口湖町の富士桜カントリー倶楽部(7566ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、3位でスタートした28歳の今平周吾が通算12アンダーで大会初優勝を果たし、優勝賞金2200万円を獲得した。

最終日の終盤、ようやく雨雲が去った富士桜で、2018、19年の賞金王が1年10カ月ぶりの5勝目を手にした。大岩と並ぶ今大会最少の64で回り、3打差を逆転した今平は、ゴルフ用品を手がける企業と1日に所属契約を結んだばかり。「契約初戦で予選落ちしたらいやだと思っていた。大事な最初の試合で優勝できたのはうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

2番で10メートル以上のパットを決めて最初のバーディーを奪うと、難ホールの5番(パー4)で会心の一打を放った。第2打をグリーン右下に落としたが、20ヤードのアプローチがそのままカップイン。「ダブルボギーも見えていた」という苦境をこのホールただ一人のバーディーで切り抜けると、石川に代わって首位にいた池上を11、12番の連続バーディーで一気に抜いた。

同学年の池上とはよく練習を行う間柄。「同級生には優勝を渡したくない」というライバル心も力に変え、終わってみれば2日目の14番を最後に40ホール続けてボギーなしという圧巻の内容。「難しい分、ショットに集中できる」と5年続けてトップ10入りしてきた好相性の大会を初めて制した。

飛距離を伸ばすため、今年は筋力強化に取り組んできたが、得意のアイアンの精度が落ちた。トレーニング量を見直し、5月ごろから好調時の感覚が戻ってきたという。「ここで優勝できたので、3季連続の賞金王を目指して頑張りたい」。実力者の逆襲が始まる。(奥村信哉)