【クリップ!】「カメラを持っていると〝無敵〟」竜星涼 - 産経ニュース

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「カメラを持っていると〝無敵〟」竜星涼

竜星涼 ©テレビ東京
竜星涼 ©テレビ東京

「タクシー代をお支払いしますので、家、ついて行ってイイですか?」

街で終電を逃した人たちに番組ディレクターが声をかけ、家を訪れてインタビューをする大人気バラエティーのドラマ化。主役の番組ディレクター、玉岡直人役を演じる。本家にも出演経験があるが、「びっくりしましたけれど、バラエティー発信のものがドラマ化するのはすごくおもしろい。自分が演じることができるのは、驚きとわくわくした気持ちがありました」と語る。

作品ごとに違った表情を見せる俳優だ。落語家、葬儀屋、新聞配達員…。同じようなイメージの役柄はない。「この仕事の魅力は、絶対に自分ではなれないであろう職業を演じられること」と笑う。

玉岡は、志望していなかったバラエティー班に配属され、やる気がない。転職を考え、愚痴が出ることも。だが、取材対象者が漏らす本音や生き方を知るうちに、仕事の向き合い方も変わっていく。「僕も役者業が自分に向いているのか、そういうふうに思うときってあるんです。(玉岡が)テレビ局にいながら、ここにいることが正解なのか模索している姿は、すごく共感する部分はあるかな」

本家バラエティーのディレクターも演出に協力。役作りで学ぶことは多かった。「カメラの持ち方からズームインの仕方まで間近で見せてもらいました。技術を少しでも盗めるように、常にカメラを持って。話を聞くほど、オンエアまでの苦労が伝わってきました」と明かす。

毎回ゲスト俳優を迎える1話完結型だ。番組ディレクター役のため、質問を重ねるシーンや街頭で声をかける場面が多い。「共演者の方たちに、オンエアで使えない部分も含めていろんなことをインタビューしました。カメラを持っていると無敵だなあって。いいコミュニケーションツールでした」

病気や死別、恋人の記憶喪失…。街では陽気に見えた人が自分の部屋で何げなく口にする言葉からは、壮絶な人生が明らかになることもある。人生の重さと人間の強さを、笑いとともに伝えてくれる作品だ。

「ドラマ以上にドラマチックな内容が詰まっています。いろんな思いをきっと受け取ると思うので、それを少しでも自分の人生の糧にしてもらって、また次の日から、楽しい一日を送ってもらえたらうれしいかな」(油原聡子)

りゅうせい・りょう 平成5年生まれ、東京都出身。22年、テレビドラマ「素直になれなくて」(フジテレビ)で俳優デビュー。「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日)、映画「ぐらんぶる」「弱虫ペダル」など、話題作に多数出演。令和4年春から放送の連続テレビ小説「ちむどんどん」にも出演予定。モデルとしてパリ・コレクションにも出演するなど、幅広く活躍する。

ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」 テレビ東京 土曜午後11時25分~