石川、11年ぶり大会V王手 フジサンケイクラシック - 産経ニュース

メインコンテンツ

石川、11年ぶり大会V王手 フジサンケイクラシック

【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」】<第3日> 5番 ティーショットに臨む石川遼  =富士桜CC(撮影・長尾みなみ)
【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」】<第3日> 5番 ティーショットに臨む石川遼  =富士桜CC(撮影・長尾みなみ)

男子ゴルフのフジサンケイクラシック第3日は4日、第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、石川遼が単独トップに立った。

11年ぶり3度目の大会制覇に大きく前進した。首位タイで出た石川は3日連続の60台で回り、2位に2打差の単独首位で最終日を迎える。「明日もいろんなことが起きると思う。持っている技術の中で、いかに対応していけるか」。2019年12月の日本シリーズJTカップを最後に遠ざかっているツアー18勝目へ、気合を入れ直した。

濃霧による中断でスタートが1時間半ほど遅れたが、序盤で貯金を稼いだ。2日続けて2オンに成功した3番(パー5)を皮切りに怒(ど)濤(とう)の3連続バーディー。5番(パー4)は初日、2日目ともボギーをたたいた難ホールだが、この日は1つ前のティーグラウンドが使用され、30ヤード短い設定。「ピンが狙えた」という166ヤードの第2打を8番アイアンでぴたりと寄せ、バーディーを奪った。雨脚が強まり、終盤には12分間の中断を強いられた後半も、粘り強くスコアをまとめた。

ショットの再現性を高めるため、1年半前からスイングの改造に取り組んできた。「今まで通ってきたルートは全部通行止めにして、新しい道をつくっているようなもの」。山あり谷ありの作業は難航したが、前週も1打差2位に入るなど「新しい道」はならされつつある。

17日で30歳になる実力者に復活優勝への気負いはない。「相手が誰ってことではなく、自分自身との戦い。月並みですけど」。穏やかな口ぶりで話した。(奥村信哉)