大山が巨人守護神から逆転サヨナラ弾 阪神が首位奪還 - 産経ニュース

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大山が巨人守護神から逆転サヨナラ弾 阪神が首位奪還

【阪神ー巨人】九回、逆転サヨナラ2ランを放ち、生還する阪神の大山=9月4日、甲子園(水島啓輔撮影)
【阪神ー巨人】九回、逆転サヨナラ2ランを放ち、生還する阪神の大山=9月4日、甲子園(水島啓輔撮影)

1万8024人が詰めかけた甲子園が最後に大歓声に包まれた。阪神は4日の巨人戦で、2-3で迎えた九回、無死一塁で6番の大山が逆転サヨナラ2ラン。打った瞬間に右手を突き上げたヒーローは、満面の笑みで生還すると、チームメートからもみくちゃにされ、「その一打で勝ったというのが一番うれしい」と余韻に浸った。

1ボールからの2球目、巨人の抑えのビエイラの156キロの速球を振り抜き、左翼席に運ぶ会心の一発。重かった空気を一瞬で振り払う一打でチームを1週間ぶりの首位奪回に導いた。

打線は今季の対戦成績が0勝4敗と苦手にしていた巨人先発の高橋から、なかなかチャンスを作れなかった。1点を追う五回に梅野の2ランで逆転したが、直後の六回に岡本和の2ランでひっくり返された。高橋降板後の八回に1死満塁と攻めたが、マルテが遊ゴロ併殺に倒れて好機を失うなど苦しい展開だった。

シーズンが佳境に入った首位攻防戦。大山は「大事な試合だとわかっていた」と力を込める。矢野監督も「ビエイラを崩せて、また向かっていける。相手に嫌な部分は見せられた」。相手の守護神を打ち負かし、今後の優勝争いに向けた手応えもつかむ価値ある白星だった。(上阪正人)