3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比74ドル73セント安の3万5369ドル09セントで取引を終えた。SP500種株価指数は1・52ポイント安の4535・43。一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は32・34ポイント高の1万5363・52と、過去最高値を更新した。
8月の米雇用統計で非農業部門の就業者数の増加幅が市場予想を大きく下回ったことから景気回復の遅れが懸念され、売りが優勢となった。
金融・旅行のアメリカン・エキスプレス、航空宇宙機器のボーイングが安い。ITのセールスフォース・ドットコムは買われた。(共同)