生後3カ月の長男の頭部を殴るなどして死亡させたとして、香川県警は2日、傷害致死の疑いで、母親の高松市勅使町の無職、津守綾美容疑者(23)を逮捕した。県警高松南署によると「傷害を負わせた事実に間違いはない。泣きやまない子供の頭部を拳で殴るなどした」と容疑を認めている。
捜査関係者によると、育児ストレスを抱えていたという趣旨の供述もしている。
逮捕容疑は、7月下旬~9月2日ごろ、自宅で長男の湊ちゃんの頭部を複数回殴るなどし、死なせたとしている。湊ちゃんは頭蓋骨とあばら骨が折れ、脳内出血も確認された。津守容疑者は「息子に腹が立ち、7月下旬ごろから何度か殴った」と説明しているといい、同署は遺体を司法解剖して詳しく調べる。