大槻、冷や汗のちバーディー量産 フジサンケイクラシック第2R - 産経ニュース

メインコンテンツ

大槻、冷や汗のちバーディー量産 フジサンケイクラシック第2R

【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」第2日目】1番ホール スタート時間になっても姿を見せず、慌ててパター練習場から駆けつける大槻智春 =山梨県富士河口湖町の富士桜カントリー倶楽部 (撮影・戸加里真司)
【男子ゴルフ「第49回フジサンケイクラシック」第2日目】1番ホール スタート時間になっても姿を見せず、慌ててパター練習場から駆けつける大槻智春 =山梨県富士河口湖町の富士桜カントリー倶楽部 (撮影・戸加里真司)

男子ゴルフのフジサンケイクラシック第2日は3日、第1ラウンド残りと第2ラウンドを行った。3人が競技を終了できずサスペンデッドになった。大槻智春らが通算5アンダーで暫定首位に立った。

ラウンド終了後、取材エリアに現れた大槻は神妙だった。「ミスですね。ゆっくり準備できると思い込んでいた」。スタート時刻の午後0時10分になっても1番ホールに現れなかった31歳は、近くの練習グリーンから慌てて走ってきた。

5分以内にスタートできる状態で到着したため、失格にはならず、最初のホールで2打罰が科されることになった。だがここからが圧巻だった。ペナルティーがなければバーディーとなる6メートルのパットをねじ込んでボギーでしのぐと、その後は2度の2連続を含む計7バーディーを奪取。18番をボギーとしたが、この日最少の66で回り、31位から暫定首位に急浮上した。

心も息も乱れた状態からの見事なバーディーラッシュに「そもそもペナルティーはない方がいい。それで(取り戻そうと)やる気が出たとかはない」と強調。距離の長いコース攻略へ、ラフを避ける丁寧なショットを重ねた結果だ。「明日またいい感じで回り、最終日につなげられれば」。謙虚な言い回しで、2019年以来のツアー2勝目への意欲をにじませた。

ここ3戦はいずれもトップ10入り。今年に入って減量に努めており、「計っていないが、体感的には8キロぐらい」落ちているという。好調の理由かと尋ねると「わからない。好きな物を食べ、飲んだ方がストレスはない」と応じたが、遅刻でさらに体重が減ったのではという問いには「気持ち的にはげっそりです」と苦笑いを浮かべた。(奥村信哉)