栃木知事「第3波ピークと同水準」 緊急事態延長の見通し - 産経ニュース

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栃木知事「第3波ピークと同水準」 緊急事態延長の見通し

「医療崩壊のリスクが続いている」と記者会見で訴える福田富一知事=3日、県庁
「医療崩壊のリスクが続いている」と記者会見で訴える福田富一知事=3日、県庁

12日が期限となっている新型コロナウイルス対策の国の緊急事態宣言に関し、栃木県の福田富一知事は「(本県は)現時点で宣言を解除できる環境にない」と3日の記者会見で述べ、国が延長を判断するとの見通しを示した。高止まりする療養者数を抑えられるかが、宣言解除に向けた課題となっている。

同県内の1日当たりの新規感染者数は8月半ばに200人超が続いたが、足元では100人台まで改善。1週間当たりの増減率も約60%と落ち着いてきた。それでも「年末年始の感染第3波、そのピーク時と同じ」(福田知事)という高い水準にある。

2日時点の療養者数は1502人、自宅療養者数は979人、病床使用率も50%超といずれも高止まりが続き、警戒度レベルが最も高い「ステージ4」の範囲にとどまっている。

感染抑止に向け、同県は若者に続き外国人へのワクチン接種の加速を図る。新規感染者に占める外国人の割合が8月は14%、同月後半以降は20%弱に上るためだ。言語のハードルを考慮し、市町による接種予約の代行などを進める。

また時短営業・酒類提供停止の要請に応じない飲食店が約300店舗あり、過料を伴う「命令」に向けた手続きを進める。(山沢義徳)