鯨食普及へ 希少な生肉を豊洲に初出荷 くじらの日の4日まで鮮魚店などで販売 - 産経ニュース

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鯨食普及へ 希少な生肉を豊洲に初出荷 くじらの日の4日まで鮮魚店などで販売

クジラ料理専門店「くじらのお宿 一乃谷」で提供された、ニタリクジラの尾の身と赤身の刺し身の盛り合わせ=3日、東京都千代田区
クジラ料理専門店「くじらのお宿 一乃谷」で提供された、ニタリクジラの尾の身と赤身の刺し身の盛り合わせ=3日、東京都千代田区

鯨食の普及を目的とした「く(9月)じ(4日)らの日」を前にした3日、日本捕鯨協会と共同船舶は、江東区の豊洲市場(東京都中央卸売市場)に大型のニタリクジラの生肉を出荷した。冷凍していない大型クジラの生肉は希少で、豊洲で取引されるのは初めて。首都圏の鮮魚店や飲食店で3、4日に販売される。

豊洲への出荷は、くじらの日に合わせ、希少な生肉を提供し、クジラのおいしさを広く知ってもらうことが目的。岩手県沖で捕獲した体長13メートル、体重16トンのニタリクジラを船上で解体しうち約500キロを出荷し仲卸業者との相対取引では最高部位の「尾の身」の最上級品が1キロ当たり7万円の史上最高値を付けた。

豊洲に初出荷された大型のニタリクジラの生肉は売り場に並んだ吉川水産の仙川店=3日、東京都調布市
豊洲に初出荷された大型のニタリクジラの生肉は売り場に並んだ吉川水産の仙川店=3日、東京都調布市

鮮魚店チェーンの吉川水産では首都圏の23店で販売。仙川店(調布市)には刺し身用の尾の身や赤身が並んだ。同社の駒ケ嶺光二部長は「鮮度抜群で最高の品質。しっかりと生肉のおいしさを伝え、多くの人に食べてもらうことで鯨食文化の持続に役立ちたい」と話す。千代田区の飲食店「くじらのお宿 一乃谷」でも、さっそく刺し身などで提供されていた。