「戦後初の違憲選挙に」 野党が国会拒否に抗議 - 産経ニュース

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「戦後初の違憲選挙に」 野党が国会拒否に抗議

野党4党の国対委員長から抗議声明文を受け取る自民党の森山裕国対委員長(左)=2日午前、国会内(今仲信博撮影)
野党4党の国対委員長から抗議声明文を受け取る自民党の森山裕国対委員長(左)=2日午前、国会内(今仲信博撮影)

立憲民主党の安住淳国対委員長ら野党4党の国対委員長は2日午前、早期の臨時国会召集要求を拒否した菅義偉(すが・よしひで)政権への抗議声明文を自民党の森山裕国対委員長に提出した。10月21日の衆院議員の任期満了が迫っており、安住氏は森山氏に「臨時国会を開かないまま衆院選に突っ込むなら戦後初の憲法違反選挙になる」と召集を迫った。森山氏は内閣や自民党執行部に要求を伝えると応じた。

声明文では、新型コロナウイルス対策のため、臨時国会で補正予算案成立などの措置を講じるべきだと主張。「明白な憲法違反であり、国権の最高機関としての役割を放棄するに等しい」と批判した。

安住氏は声明文提出後、「家庭や学校で感染が広がった場合、影響は極めて甚大。自民党は総裁選や内輪のことで大騒ぎしていて大丈夫なのか」と記者団に述べた。

野党4党は7月16日、憲法53条に基づく臨時国会召集の要求書を大島理森衆院議長に提出した。8月26日には、自民党総裁選前の今月7~16日に開くよう改めて与党に求めた。

憲法53条は、衆参両院いずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会の「召集を決定しなければならない」と定めている。