資産譲渡と退職金で質問書 東京機械にファンド側 - 産経ニュース

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資産譲渡と退職金で質問書 東京機械にファンド側

新聞輪転機メーカー、東京機械製作所の株式を買い進めているアジア開発キャピタルは2日、東京機械が買収防衛策の導入方針と同じ日に公表したグループ会社の固定資産譲渡や希望退職者への特別退職金の支出決定は「不自然」だとして、東京機械側に詳細な説明を求める質問書を送ったと発表した。

アジア開発は子会社のアジアインベストメントファンドと合わせ、8月16日時点で東京機械株の38・64%を保有。東京機械の経営支配権を取得して中長期的に保有し、企業価値向上を目指す方針を示している。

東京機械は、買収防衛策の導入方針を公表した8月30日に東京都や川崎市の土地などの譲渡を決定。希望退職者を55人程度募集し、特別退職金を支給することも公表した。

アジア開発側はこうした措置が「当社らを標的とした買収防衛策の一環との疑念を抱かざるを得ない」と主張。仮にそうだとすれば「株主として到底是認することができない」と説明している。