森保J沈黙の黒星 教訓生きず「負けるべくして…」 - 産経ニュース

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森保J沈黙の黒星 教訓生きず「負けるべくして…」

【サッカー日本代表 カタールW杯アジア最終予選 日本代表対オマーン代表】前半、戦況を見守る森保一監督=パナソニックスタジアム吹田(撮影・蔵賢斗)
【サッカー日本代表 カタールW杯アジア最終予選 日本代表対オマーン代表】前半、戦況を見守る森保一監督=パナソニックスタジアム吹田(撮影・蔵賢斗)

サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は2日、各地で始まり、7大会連続の本大会出場を目指すB組の日本は大阪・パナソニックスタジアム吹田でオマーンに敗れ、2大会連続でホームで黒星スタートとなった。

0-1。日本の敗戦を告げる試合終了のホイッスルが響くと、ピッチには強烈な明暗が描かれた。歓喜の抱擁を交わすオマーンと力なく肩を落とす日本。主将の吉田は「負けるべくして負けた。テンポもコンビネーションもよくなかった」と言葉を絞り出した。

日本は1対1の局面では何度も後手に回り突破を許した。後半6分には自陣深く進入されて上げられたクロスに対応した長友がハンドの判定を受けた。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でPKの判定は取り消されたが、後半43分に決勝点を奪われた。

雨が降る中、日本の攻撃は鋭さ、迫力を欠いた。互いの呼吸が合わずパスで敵を崩す場面は少なかった。シュートは枠を外れたり、GK正面に飛んだり、と精度が低かった。

後半途中からは立て続けに堂安、久保建がピッチに立った。東京五輪で4位に終わった悔しさを胸に秘める若手の躍動を期待した指揮官の思いには応えられず、最後まで沈黙したままだった。長友は「相手が引いて守ってきて前半から崩せなかった。後半も修正しきれなかった」と悔やんだ。

2016年9月に始まった前回のW杯ロシア大会アジア最終予選も初戦で敗れた。今回も出足でつまずいた。森保監督は「この敗戦を取り返さなければいけない。次の中国戦へ修正したい」と前を向いた。最終予選は紙一重で勝敗が決まる。ヒリヒリした時間が続く。(川峯千尋)