自宅療養者の往診チーム編成 大阪府と府医師会 - 産経ニュース

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自宅療養者の往診チーム編成 大阪府と府医師会

共同会見で治療体制の強化策を発表した大阪府の吉村洋文知事(左)と大阪府医師会の茂松茂人会長=2日午後、大阪府庁
共同会見で治療体制の強化策を発表した大阪府の吉村洋文知事(左)と大阪府医師会の茂松茂人会長=2日午後、大阪府庁

新型コロナウイルスの感染拡大による医療逼迫(ひっぱく)を受け、大阪府と府医師会は2日、治療体制の強化策を発表した。自宅療養者の往診を行うチームを新たに編成し、健康観察や早期治療により療養者の重症化を防ぐ。さらに府医師会は、コロナ診療を行う医療機関の紹介窓口を設置する。

府内の2日時点の自宅療養者は1万8107人と、感染「第4波」ピークの約1万5千人を超えている。

往診チームは、府内の感染者の4割以上を占める大阪市内で、6診療所の呼吸器治療に携わる医師らを中心に構成。同市内で平日午前9時~午後4時、保健所が往診が必要と判断した場合、医師らが駆け付けて投薬などの治療や入院の必要性の判断を行う。

府はチームの司令塔を担う基幹診療所に対し、参加する診療所数に応じて月額最大300万円を補助する。

府医師会との共同会見で、吉村洋文知事は「できるだけ早い段階で、医療の手が差し伸べられる状況にすることが非常に重要。医療機関がチームで往診することは心強い」と述べた。

また、府医師会はコロナ診療を行う医療機関の紹介窓口を近く設置。現在は保健所が行っている、コロナが疑われる症状で診断を受ける人への医療機関の案内を代行することを想定、逼迫する保健所業務の軽減につなげたいとしている。

府医師会の茂松茂人会長は「陽性者に保健所から連絡が来ない状況がある。患者の不安な気持ちを取り除きたい」と語った。