モデルナ製ワクチン、異物はステンレス 厚労省発表

米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの瓶
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの瓶

米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから異物が見つかり、使用見合わせとなった問題で厚生労働省は1日、武田薬品工業の調査の結果、異物はステンレスであることが分かったと発表した。製造機器の破片だとしている。

厚労省や武田薬品によると、異物は製造ラインに取り付けられた金属部品の不具合により混入したと考えられる。ステンレスは心臓の人工弁などに使用されているもので、体内に入り込んでも医療上のリスクが高まる可能性は低いとしている。

また見合わせ対象となったワクチンの接種後に男性2人が死亡したことについて、武田薬品は接種との因果関係は確認されておらず「現時点では偶発的に生じたものと考えられる」との見解を示した。

モデルナ製をめぐっては厚労省が8月26日、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。いずれもスペインにある工場で作られた同じロットの製品だった。

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