中国、総統選後に軍事圧力 台湾「武力統一」警戒 - 産経ニュース

メインコンテンツ

中国、総統選後に軍事圧力 台湾「武力統一」警戒

台湾の国防部(国防省に相当)は1日、民主進歩党の蔡英文総統が再選された昨年1月の総統選以降、中国軍が台湾の武力統一を想定した軍事圧力を一段と強化していると分析し、強い警戒感を表明した。立法院(国会)に提出した2021年の中国軍の軍事力に関する報告書に明記した。

中国軍は東・南シナ海で「外国軍」に対抗する作戦を想定。独自開発した衛星利用測位システム(GPS)「北斗」を活用し、「外国軍」の動向を追跡している。台湾に対しては周辺海空域に電子偵察機や船舶を送り込み、台湾軍の動向把握を進めている。

さらに、目標として①35年に沖縄や台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」内の制海権と、伊豆諸島やグアムをつなぐ「第2列島線」の西の海域で「外国軍」を攻撃する能力を確保する②27年に第1列島線内へのミサイル攻撃能力を確立する―ことを掲げていると指摘した。(共同)