静岡県内1人死亡480人感染 週間指標は減少のきざしも

静岡県内で1日、新型コロナウイルス感染で入院中だった静岡市内の高齢男性の死亡と、480人の新規感染が確認された。関連死者は計174人となった。新規感染は直近1週間の人口10万人当たりが95・7人と、11日ぶりに100人を割り込んだうえ、前週比は0・89倍と3日連続で1倍を下回り、減少のきざしが見え始めた。

県は8月8~19日の蔓延防止等重点措置などの効果が出ているとみて、担当者は「人流抑制など県民の感染対策のおかげ。だが増加に転じないよう、8月20日から続く緊急事態宣言での対策の継続をいま一度お願いしたい」と訴えている。

一方で、9月1日正午時点の入院は前日比11人増の452人(うち重症は2人減の31人)、対応病床使用率は68・1%(重症用56・4%)と、医療負荷はまだ高い状態。使用率の地域別は東部70・6%、中部69・5%、西部64・8%となっている。また自宅療養者は4155人(8月31日夕方時点)おり、全療養者の県民10万人当たりは141・9人と、減少傾向ではあるものの705人に1人のレベルとなっている。

1日に確認された新規感染の地域別は静岡市105人、浜松市58人、富士市52人、焼津市36人、磐田市28人、富士宮市26人、沼津市25人など。

クラスター(感染者集団)は新たに5件確認され、静岡市清水区の児童クラブで6人▽沼津市の事業所で6人▽小山町の陸上自衛隊富士駐屯地で9人▽焼津市の高齢者福祉施設で14人▽焼津市内の児童福祉施設で8人-の感染がこれまでに判明。うち清水区の児童クラブは利用者41人が濃厚接触者と判断されたが、職員に感染者や濃厚接触者はおらず、2日以降も通常通り開所するという。