千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で行われた東京五輪のサーフィン競技で5位入賞した同町出身の大原洋人選手(24)が31日、県庁を訪れ、熊谷俊人知事に地元開催の五輪での結果を報告した。
大原選手は「個人としては悔しい結果になったが、サーフィン競技として初めて、そして千葉県での五輪に出場できたことはうれしい。次のパリではメダルを目指したい」とあいさつした。
熊谷知事は「五輪史上初のサーフィン競技が、県で開催されたことをレガシー(遺産)にしていかなければいけない。一宮を含め県全体でマリンスポーツの振興を通じ、街づくりにまでサーフ文化を生かしていきたい」と述べた。
地元・一宮町について大原選手は、「これから多くの方が訪れると思うので、地元の人も含め、皆が楽しめる場所になってほしい。自分自身も少しでも力になりたい」と話した。