米、民間機のアフガン飛行を禁止 管制機能「停止」

自爆テロによる煙が立ち上るアフガニスタン・カブールの空港=26日(AP)
自爆テロによる煙が立ち上るアフガニスタン・カブールの空港=26日(AP)

米連邦航空局(FAA)は30日、米民間機がアフガニスタンの首都カブールの国際空港に乗り入れることを禁止する通知を出した。航空管制システムが停止しているためだと説明。アフガン上空の飛行もほぼ全面的に禁じた。

通知は即日発効した。FAAは通知で、「空港の管制機能や空港サービスが利用できない」状態にあるためだと説明。米航空会社をはじめとする民間機の到着や出発、上空の通過を禁じた。ロイター通信によると大半のアフガン上空の飛行も禁じられた。

31日を期限とした米軍撤収作業に関連し、FAAは今月18日、米国防総省の許可を前提として、米航空会社によるカブール空港への乗り入れを認める通知を発出。民間機による米国民らの退避活動を進めていた。

アフガンのガニ政権の崩壊後、カブール空港の管制は実質的に米軍などが担っていたとみられる。(ワシントン 塩原永久)