支援センター、2週間安否確認せず死亡 自宅療養中、埼玉の男性

さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)
さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)

さいたま市は31日、新型コロナウイルスの死者として同日発表した60代の男性が、自宅療養中に健康状態を尋ねる電話に応答しない状態が続いたのに、埼玉県の支援センターが2週間にわたり安否確認していなかったと明らかにした。妻も感染し自宅療養していたが、体調が悪化し、男性の異変に気付かなかったとみられる。

市によると、男性は11日に陽性と判定され、自宅療養を開始。保健所が12日と13日、本人と連絡を取って軽症と判断し、県から健康観察を委託されている「宿泊・自宅療養者支援センター」に引き継いだ。男性には糖尿病の基礎疾患があったという。

センターは13~18日に自動音声で、19、21、24日には看護師が、男性の携帯電話に連絡を試みたが、いずれも応答がなかった。別居の娘が27日に男性宅を訪れ、男性が倒れているのを発見。駆け付けた救急隊員が死亡を確認した。埼玉県警は25日に死亡したとみている。

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