臨時医療施設、機能明示を 東京都医師会長

記者会見する東京都医師会の尾崎治夫会長=8月、東京都千代田区
記者会見する東京都医師会の尾崎治夫会長=8月、東京都千代田区

東京都医師会は31日、臨時記者会見を開き、尾崎治夫会長が、新型コロナウイルス感染者を受け入れる臨時医療施設の整備に関し「しっかりと治療ができる中等症向けや、軽症患者向けなど、機能を明示した施設をつくっていただきたい」と国や都に求めた。

尾崎会長は、病床確保などに関する国や都からの要請を会員の医療機関に伝えたとして「少なくとも1カ月は頑張ろう」と呼び掛けたと説明。ただ「1カ月というのは一つの限度だ」として感染者を減らすため人出を抑制することなどが必要と訴えた。

感染者に酸素投与をする酸素ステーションについては「どういう方を治療するか、どんな治療ができるのか、機能が曖昧だ」と指摘。重症化を抑える抗体カクテル療法を専門的に実施する施設も提案した。

他に会見では、オンライン診療システムを活用し、自宅療養者に薬の処方などもできる遠隔診療を多摩地区で9月に始める構想も示された。