カブールに「安全地帯」を 英仏独で提案へ タリバンは不快感

フランスのマクロン大統領は29日、仏民放テレビに出演し、アフガニスタンで人道支援を行うため、国連が管理する「安全地帯」をカブールに設置するよう求めた。英仏独の3カ国で国連安全保障理事会に提案する方針だと述べた。

マクロン氏は、「(退避用の)飛行機をどうやって再開するかが問題だ。安全地帯の設置で人々が保護され、空港に安全に来られるようになる」と発言した。米軍のアフガン撤収期限である31日以降も、退避作業は続けるべきだという考えを示した。

また、退避をめぐっては、イスラム原理主義勢力タリバンと協議してきたと明かし、「カタールが重要な役割を担ってきた」と述べた。

安全地帯の設置案について、タリバンの報道官は仏公共放送で「必要ない。アフガンは独立国家だ」と不快感を示した。そのうえで、31日以降、すべてのアフガン国民に渡航の自由が認められると述べた。(パリ 三井美奈)

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