首相「平和への寄与期待」 アジアの海保機関研修生を激励

海上保安政策プログラム6期生の表敬を受ける菅義偉首相(右)=30日午後、首相官邸(春名中撮影)
海上保安政策プログラム6期生の表敬を受ける菅義偉首相(右)=30日午後、首相官邸(春名中撮影)

菅義偉(すが・よしひで)首相は30日、アジア各国の海上保安機関に対する能力構築支援の一環として実施する「海上保安政策プログラム」の修了生と官邸で面会した。首相は「『自由で開かれた秩序』という基本的価値のもと日本で培った絆を生かし、インド太平洋地域の平和、安全、発展に大いに寄与することを期待している」と激励した。

首相が面会したのは、フィリピン、スリランカ、タイと日本から参加した修了生計7人。プログラムは海上保安庁と政策研究大学院大学が実施し、海洋保安分野で修士号レベルの専門家を育成する。平成27年に開始し、今回の修了生は6期生。

フィリピン沿岸警備隊から派遣されたノエミ・カヤブヤブ中佐は「質の高い講義を通じて海上で起こる問題に対し、法に基づいた解決策を提供することに貢献できるようになった」とあいさつ。これに対し首相は「皆さんが本プログラムを通じて海上における法の支配の重要性の理解を一層深められたことは大変喜ばしい」と語った。