保育所が1千万円不正受給 神戸、過去に保育士退職も

神戸市役所=神戸市中央区
神戸市役所=神戸市中央区

神戸市は30日、虚偽の職員数を報告し、小規模保育施設を対象にした給付金約1千万円を不正に受給したとして、同市中央区の認可保育所「Ohana保育園」を6カ月の新規園児受け入れ停止処分とした。同園では3月、運営会社の不適切な経営を理由に園長と在籍する全保育士計8人が一斉に退職していた。

市によると、運営会社「ようだい」は平成31年4月~令和2年12月、実際には保育に従事していた園長が管理運営業務に専念していたとする報告書を提出し、管理者を設置すると上乗せされる給付金を不正受給。同年11月には勤務実態のない職員が勤務したとする虚偽の報告もした。

一斉退職した保育士らが2月に調査を求める嘆願書を市に提出していた。市は同社に加算金を含む約1300万円の返還を求める。