書評

『人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門』小泉宏之著

『人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門』
『人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門』

宇宙に関する基礎的な知識やロケットの仕組みを、写真とイラストで解説した入門書。小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトにも携わったロケットエンジンの研究者が、平易な言葉で書いている。

本書によると、米宇宙ベンチャーのスペースX社が開発したロケット「ファルコン9」の定価約62億円は「驚きの安さ」。日本も参加している有人実験施設の国際宇宙ステーション(ISS)は、民間利用を本格化させる動きがあるという。さらに遠い宇宙へ向かうための〝港〟を月軌道上に設ける構想など、進展著しい宇宙開発の現状を概観できる。わくわくする内容だ。(インプレス・1980円)