使用見合わせワクチン すでに50万回強を接種

米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン

河野太郎ワクチン担当相は27日の記者会見で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの異物混入問題をめぐり、使用を見合わせた163万回分のうち、約50万回分が接種済みだと明らかにした。「50万回強は接種済みと把握している」と述べた。

また、使用停止分の埋め合わせのため、国内に保管されている在庫を活用し、27~29日に190会場へ約35万回分の配送を調整していることを明らかにした。

モデルナ製ワクチンをめぐっては、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物が見つかり、厚生労働省は同時期にスペインにある工場の同じ製造ラインで作られた3ロット計163万回分の使用を見合わせるよう要請していた。

河野氏は、菅義偉首相が掲げる10~11月の早い時期の接種完了という目標に関して「(今回の問題で)大きな影響が出るとは認識していない」と語った。