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バイト感覚で「パパ活」 身を削る少女たち

パパ活で出会った男性(右)と歩く女子生徒=大阪市中央区
パパ活で出会った男性(右)と歩く女子生徒=大阪市中央区

新型コロナウイルス下で学生のアルバイト収入が落ち込む中、男性から金銭を受け取って飲食に同行したりデートしたりする「パパ活」に手を染める少女が後を絶たない。会員制交流サイト(SNS)などで簡単に相手を探すことができ、短時間で高額が稼げることから安易な気持ちで始めるケースも多いようだ。少女たちの補導に力を入れる大阪府警の捜査員に同行取材した。

7月20日午後4時半ごろ、多くの若者が行き交う大阪市中央区の道頓堀の交差点。高校1年の女子生徒(15)はあたりを見回し、白シャツ姿の男性を見つけると近寄った。黒いベストにチェックのスカートを合わせた女子生徒。肩上で切りそろえた黒髪を照れた様子で触る様子には、あどけなさが残る。

2人が近くの駐車場まで移動すると、後ろからつけていた捜査員数人が女子生徒の肩に手を置いた。かざされた警察手帳に、女子生徒は一瞬驚いた表情を見せたが、すんなりと指示された車両に乗り込んだ。初めての補導ではなかった。

捜査関係者によると、約1年前、パパ活を描いた漫画を見てバイト感覚で始めた。《原則先払いのみです!》《嫌と言ってるのに聞いてくれない場合帰らせていただきます》。SNS上で出会った男性には、こんなメッセージを送った。

複数人とデートを重ね、うち数人は「プチ」と呼ばれる性交を伴わない性的サービスにまで及んだ。「デートだけだと安い。客も少ないし『プチ』までしないと稼げない」。稼いだ金は服などの購入にあてた。