自宅療養の診療指針を公表 大阪府医師会

大阪府医師会は27日、新型コロナウイルスの自宅療養者を診療する医師向けに指針をまとめ、公表した。往診前に自覚症状などを聞き取り、症状悪化の兆候が表れやすい血中の酸素飽和度に注意することなどを明記。重症化リスクがある患者は治療薬の「抗体カクテル療法」を行う病院に迅速に入院させることも盛り込んだ。

指針を活用し、今月中にも会員の約100の医療機関による組織的な往診を始める方針。

指針では、保健所の健康観察だけでは孤独を感じて体調不良を訴える患者が多いと指摘。オンライン診療で不安を緩和することを基本的な考え方とした。

軽症患者の往診のポイントとして、発症後5~10日の間に病状が進行する恐れがあるため、血中の酸素飽和度を測定することを推奨。必要に応じて血液検査を行うとしている。症状が悪化した場合は迷わず救急搬送を要請することも明記した。