パラ競技紹介

車いすバスケ トラベリングは3プッシュ

ロンドン・パラリンピック車いすバスケットボール男子決勝のオーストラリア戦でドリブルするカナダのパトリック・アンダーソン(左)=2012年9月、ロンドン(AP=共同)
ロンドン・パラリンピック車いすバスケットボール男子決勝のオーストラリア戦でドリブルするカナダのパトリック・アンダーソン(左)=2012年9月、ロンドン(AP=共同)

ボールやコート、ゴールは五輪競技と同じだが、ダブルドリブルの反則はない。一方、ボールを保持したまま車いすを3回以上プッシュ(こぐ)すると、トラベリングの反則だ。

選手の障害の程度により、最も重い1・0点から最も軽い4・5点まで0・5点ごとの「持ち点」が定められており、コートに入る選手5人の合計持ち点が14・0点以下になるようにチームを編成する。

見どころの一つが、巧みな車いす操作の技術「チェアスキル」。車いすをプッシュする力強さや細やかで機敏な動きが求められる。車いすを操作しながらの多彩なパスやドリブルも圧巻で、パラ種目の〝花形競技〟だ。

障害の程度に違いのある選手が入り交じってプレーするところも見どころだ。

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