カブール国際空港の外で自爆テロ 複数が死傷か

26日、カブールの空港近くで起きた爆発で、立ち上る煙(AP)
26日、カブールの空港近くで起きた爆発で、立ち上る煙(AP)

【ワシントン=黒瀬悦成、シンガポール=森浩】米国防総省のカービー報道官は26日、アフガニスタンの首都カブールの国際空港のゲート付近で現地時間同日夜に爆発があり、複数の死傷者が出ていると明らかにした。米FOXニュースによると、爆発は何者かによる自爆テロとみられ、米海兵隊員3人と複数のアフガン人が負傷した。

アフガンの実権を掌握したイスラム原理主義勢力タリバン幹部は、子供を含む「少なくとも13人が死亡した」とロイター通信に語った。

FOXによると、実行犯は徒歩で空港に近づき、体に巻いていたと思われる爆発物を爆発させた。爆発は2回起きたとの情報もある。空港の出入り口であるゲートの周辺には、タリバンによる迫害を恐れるアフガン人らが殺到し、混乱状態となっていた。

バイデン米政権は、アフガン国内で活動するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系武装勢力がカブール空港周辺を標的とする自爆テロを画策しているとの情報を入手。25日にはアフガンに滞在する米国民向けにテロの脅威が迫っているとの警報を出し、ゲート周辺から離れるよう呼びかけていた。