浪速風

パラ開催で東京は変わるか

パラリンピックは東京の町を変える転機となるのか
パラリンピックは東京の町を変える転機となるのか

「黄色とかオレンジ色が好きです。明るくて温かいから」。家族が盲学校の教師だったので視覚障害のある人と話す機会が多かった。生まれたときから全盲という生徒さんと好きな色の話になったとき、そのイメージが実に鮮明で的確で全く違和感がない。彼女の頭には小欄と変わらない「色」があることを知ったのだった

▶東京パラリンピックが始まった。連日、熱い戦いが繰り広げられている。テニスが2バウンドまで許されるのは知っていたが、最近はスピード重視で1バウンド勝負も増えているとか、人気の球技・ボッチャの球は素材の違うものを使い分けているとか。より深く知ることで観戦の楽しみが増す毎日だ

▶理解はまず知ることから始まり、知れば必要なこと、必要でないことも見えてくる。日本の町に必要なものは何だろう。前々回のロンドン・パラ大会がロンドンの町を変えたといわれるように、東京パラも東京の町が変わる転機にしたい。