基本的なルールは健常者の卓球と同じだが、障害のクラスによってサービスやトスなどに特有のルールが適用される。試合は1ゲーム11点先取で、先に3ゲームを取った方が勝利だ。
障害の程度や種類によって、①車いす②立位③知的障害―の3クラスに大きく分けられる。個人戦と2~4人でチームを組む団体戦がある。
車いすや義足、クラッチと呼ばれるつえを使用するなど、障害に応じた多種多様なプレースタイルが見どころ。車いすの選手同士が高速ラリーを繰り広げたり、両腕のない選手が口でラケットをくわえて参戦したりと、卓越したプレーの連続に目が離せない。