パラ競技紹介

競泳 体を支えてスタート

男子100メートル背泳ぎ(視覚障害S13)予選 力泳する斎藤元希=東京アクアティクスセンター
男子100メートル背泳ぎ(視覚障害S13)予選 力泳する斎藤元希=東京アクアティクスセンター

「自由形」や「背泳ぎ」などの泳法やルールは一般の競泳に準ずるが、スタートやゴールの方法などは、選手の障害の程度に応じた特別ルールがある。

片腕や片足の欠損といった障害を持つ選手にとっては、まっすぐ泳ぐことが至難の業。各選手は自身の障害に合わせた最適な泳ぎを編み出して勝負に臨む。

選手を支えるコーチやスタッフとの絆も見どころ。背泳ぎではスタート時、コーチらが選手の体を支えたりする。視覚障害の場合、プールサイドにいる「タッパー」と呼ばれるスタッフが、棒で選手の体に触れることでターンのタイミングを伝える。ターンの出来は勝敗に大きく影響するため、タッパーと選手には強い信頼関係が求められる。

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