視覚障害のある選手が、鈴が仕込まれたバスケットボールほどの大きさのボールを投げ合って得点を競うチームスポーツ。3人一組で、男女別で構成される。
ルールはシンプルだ。先攻・後攻に分かれ、攻撃側はボールを相手チームのゴールへ転がすように投げる。守備側はボールの音や足音を察知して、ゴールを守る。
投球の際には、フェイントをかけて相手を揺さぶったり、ボールに回転をかけたりと、高度な技術が求められる。すべての選手は、わずかな音を頼りにプレーする。そのため競技開始時には、審判が「クワイエットプリーズ(お静かに)」とコールする。静寂の中の熱戦に注目だ。