青と赤のチームに分かれ、ジャックボール(目標玉)という白い球にいかにボールを近づけられるかを競う。重度の脳性まひや四肢に障害がある人に向けて考案された、パラリンピック独自のスポーツだ。
個人戦、ペア戦、チーム戦(3対3)がある。投げられる球はそれぞれ6球ずつ。手で投げるだけでなく、足で蹴ることも認められている。
相手のボールをはじいたり、妨害して自分の球を優位な位置に移動させたりすることから、「地上のカーリング」とも呼ばれる。将棋やチェスのように1手、2手と先を読んで繰り広げられる緻密な頭脳戦が見ものだ。