群馬、新規感染が過去最多更新 山本知事「ピーク見えない」 - 産経ニュース

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群馬、新規感染が過去最多更新 山本知事「ピーク見えない」

群馬県の山本一太知事
群馬県の山本一太知事

群馬県で26日、過去最多の337人の新型コロナウイルス感染が新たに確認された。これまでの最多は21日の325人だった。これを踏まえ、山本一太知事は同日の定例会見で「依然としてピークが見えない」と述べ、感染状況が引き続き悪化しているとの認識を示した。医療提供体制が危機に瀕しているとの危機感を表明。改めて県民に不要不急の外出自粛など感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

県によると、感染力が強いインド由来のデルタ株への置き換わりを背景に新規感染者数は増加を続けている。直近1週間平均の1日当たり新規感染者数は11日の129・9人から19日には233・4人と倍近い規模に増大。さらに25日は273・6人に悪化した。

これに伴い病床稼働率は69・7%(19日)から78・2%(25日)に上昇し、山本知事は「このままのペースだと8割となり、医療提供体制は限界に近づく」と言及。武藤幸夫健康福祉部長も「これまで入院が必要な感染者は一両日中に入院できたが、プラスアルファかかるケースもある」と指摘し、支障が生じかねない事態になっている。

県はワクチン接種を切り札として引き続き接種促進に注力する。山本知事は、直近1週間の新規感染者計1915人のうち未接種者が9割を占め、さらに重症者と中等症者計124人全員が未接種だったとした上で、「ワクチン効果は明らかだ」と指摘。早期の接種を呼び掛けた。

県内は20日から緊急事態宣言が発令され、飲食店への休業要請などの措置が取られている。しかし、効果が表れるまで2週間程度要するとみられ、県は当面、改善が難しい局面が続きそうだとみている。