パラ競技紹介

トライアスロン 「トランジション」も注目

東京パラリンピックのトライアスロンとマラソンの2競技に出場する土田和歌子
東京パラリンピックのトライアスロンとマラソンの2競技に出場する土田和歌子

スイム(水泳)750メートル▽バイク(自転車)20キロ▽ラン(長距離走)5キロ-の3種目の合計タイムを競う。距離はいずれも五輪の半分。障害の程度や種類によって立位、車いす、視覚障害のクラスに大きく分けられる。

注目は、スイムからバイクなど種目を切り替える「トランジション」。パラの場合、義足の着脱もここで行う。選手によっては特殊な自転車や車いす、義足を使うため、この転換に準備が必要となる。この時間もそのまま合計タイムに加算されるため「第4のパート」と呼ばれるほど重要視されている。

トランジションのスピード感は自動車レースの「F1」のピットインさながら。いかに効率よく次の種目に移れるかが、勝敗を分けるカギとなる。

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